団体の概要

概要

「Think Globally,Act Locally」

1999年頃、「川崎市地球環境保全行動計画推進会議」が組織され、様々な立場の人々の協働による取組みを進めるため、市民(公募市民)・事業者・学校・行政の4つの部会と、エネルギー・ライフスタイル・交通・みどり・廃棄物という5つのテーマを柱に、連携した取組みが開始されました。

その後、推進会議の見直しがあり「かわさき地球温暖化対策推進協議会」となりました。

「かわさき地球温暖化対策推進協議会」の組織強化検討の中で、市民と行政との協働の機運の高まりを背景に、市民活動の持続性を確保し、行政職員の異動にも影響されにくい、地域の市民による事務局を担うことのできるNPO法人を設立することになりました。

当時の市民部会メンバーが中心となり、2005年12月に設立総会を行い、2006年5月にNPO法人アクト川崎が許可されました。
法人名は、「Think Globally, Act Locally」から、地域で行動することを目指して「アクト川崎」としました。次の3点が活動の主眼です。
1)市民としての活動の持続性を担保する
2)市民のなかに、種々の力を蓄積する
3)法人格を持つことで「お金」を扱いやすくする

設立の年から、「かわさき地球温暖化対策推進協議会」「CC川崎エコ会議」等の事務局を担い、また、2008年からは、「川崎市地域環境リーダー育成講座」の講座企画・運営を受託するようになりました。

2010年12月には、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)の改正に伴い、川崎市が「川崎市地球温暖化防止活動推進センター」を設置し、一般公募により、アクト川崎が第1期(2010年12月~2014年3月)第2期(2014年4月~2017年3月)第3期(2017年4月~2020年3月)第4期(2020年4月から2023年3月)指定を受けました。現在は第5期(2023年4月~2026年3月)の指定を受けています。
2016年には、川崎市が公募した「小黒恵子童謡記念館(リニューアルオープン)運営」に「アート&エコロジー」というテーマで企画提案させていただき、採択されました。2017年4月から5年間、小黒恵子童謡記念館を運営していました。2022年3月末で本事業は終了しました。

現在は、川崎市地球温暖化防止活動推進センターの企画・運営を中心に川崎市の脱炭素社会の実現のための活動になっています。自主企画事業も、アクト川崎にとっては大切な活動として、続けています。